ブラキシトン・ルペストリス (クイーンズランドボトルツリー) – 取り扱い植物の説明と育て方 – 観葉植物、オージープランツ

学名:Brachychiton rupestris
英名:Brachychiton rupestre

ブラキシトン・ルペストリス

ブラキシトン・ルペストリスとは

ブラキシトン・ルペストリスはオーストラリアに生育する中型~大型のブラキシトン(ボトルツリー)です。
長細い葉と、鐘形の花を持ち、花の外側は白色で内側にはピンク色の斑点があります。
根本が膨らみ、上部に向かって先細になる特徴的な樹形になります。
根本には水を蓄えており、乾燥した気候に耐えることができます。
ブラキシトンは観葉植物として有名であり、盆栽仕立てにされることがあります。
温かい地域では、鑑賞用として庭園や街路樹として植えられています。
かつて、先住民族は食用や薬用にしたり、樹皮を網などを作るために使用しました。
種小名の「ルペストリス」はラテン語の「岩の間に住む」に由来し、19世紀のスコットランドの探検家が岩でごつごつした丘で観察したことから名付けられました。

比較的、成長が早くて丈夫であり、育てやすい種類です。

生育地:オーストラリア北東部に生育

樹高:10~25m程度

育て方

ブラキシトン・ルペストリス

耐暑性があります。(近年の連日の猛暑等には注意)
寒い時期は、強い寒波に当てず、おおよそ-5度以上で育ててください。

水はけのよい土で育て、過度に水持ちする土は避けてください。
水やりは、土を乾燥気味にし、土の上~中部が乾いたら水を与えます。
大雨や長雨が当たらない場所で管理してください。
過度な土の湿りすぎは植物を弱らせるため、注意してください。
ただし、春から秋の成長期には、水を早く吸うことがあるため、水を完全に切らさないように注意します。
成長期ではない時期(冬など)は、水を吸う速度は遅くなりますので、それを考慮して、水やりは最低限にします。

夏などの高温多湿は好まないため、空気が滞留する場所は避け、多湿にならないよう風通しの良い場所で管理ください。
梅雨などの連日の雨には特に注意してください。

冬を含め、年中、日当たりの良い明るい環境で育てることが望ましいです。

※耐寒性等の耐性は、育成する地域の気候や環境変化にもよるため、様子を見ながら管理ください。

ブラキシトン・ルペストリス
ブラキシトン・ルペストリス
種子販売について


<注記>
・本情報は、当店の経験や、生息地の環境、調査情報をもとに掲載をしておりますが、全てが正解ではない場合もあります。
 耐寒性などの耐性は、成長度合いのほか、育成する地域の気候や環境変化(暑さや寒さの期間・湿度変化・寒暖差など)によって異なるケースがありますことをご了承ください。
 もしもお気づきの点がありましたらご連絡ください。
・植物全てに関することになりますが、地植えなどの野外で育成するときには注意が必要です。
 植物によっては、別の土地へ自生して侵略種になり得ますので、管理できる状態を維持してください。

育つ様子や育成例の記事

ブラキシトン・ルペストリスの育成の様子を紹介

上記の記事ではブラキシトン・ルペストリスの育つ様子や育成例、個性や魅力を紹介しています。

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